ヘルニアは必ず手術が必要なもの?

ヘルニアという言葉を聞いた事がある人も多いもの、実はなりやすい症状でたくさんの人がこの症状に悩まされています。そんなヘルニアとはどんな症状なのか?また手術は必ず必要なのかについてご紹介いたします。

ヘルニアってこんな症状

ヘルニア

ヘルニアは語源からいくと「脱出」という意味があり連なる背骨の間にある椎間板がその言葉の通り正しい位置から脱出してしまっている状態を言います。これにより神経が圧迫されて痛みや痺れなどの症状が出てしまう、そんな状態なのです。酷い場合ですと足が動かせなくなったり、排尿障害や便秘などといった状態になり、日常生活にも支障をきたしてしまいます。ヘルニアは主に腰に起こるもののようなイメージがありますが、これは間違いで色々な部分に起こってしまうものなのです。腰椎をはじめとして頸椎、横隔膜など色々な部分から脱出してしまい、それをヘルニアといいます。整形外科では比較的一般的な病気ではあるのできちんと治療法はありますが、発症後三日間は絶対安静など、なってしまった場合は非常につらい病気ともいえます。手術、リハビリで治療していくのが一般的です。

背骨から飛び出してしまっている、という状態を聞くと非常に怖い病気に思いますが、無視せずきちんと治療をすれば軽快するものなので、腰痛が起こって立っているのがつらい、長時間立っていられない、足などが痺れるなどの症状が出ているならす具に医療機関を受診してヘルニアかどうかの診断をも求める必要があります。なんでも病気は早期発見が大事、ヘルニアも同様に早期発見して治療をしていくのが大事です。なおなりやすい年齢は20~40代で男性の方がなりやすい傾向にあります。特に椎間板のクッション性は加齢により失われていくものなので、それがヘルニアを起こしやすくなります。なのである程度の年齢になってからの腰痛はヘルニアの可能性があるものとし、十分に気を付けておきたいところです。MRIを受けてそれでヘルニアかどうかを判断、正しい治療を受けていくのが大事です。

長時間のデスクワークがヘルニアの原因に

ヘルニア

ヘルニアになってしまう原因というのは加齢だけではなく、他にも要因がいくつかあります。いま東京ではテレワークが急速に普及しており、そのため長時間のデスクワークをしている人が多いものです。また子育て世帯の場合、子供の面倒を見るときに中腰だったり、腰に負担がかかる体勢でいるときが多いです。ヘルニアの原因で多いのがこうした腰に負担がかかるもので、ぎっくり腰かヘルニアか、非常に共通している要因でなってしまうこともわかっています。椎間板への予期せぬ負担でヘルニアは誘発されてしまうもの、腹筋が足りずに腰にどうしても負担をかけてしまう場合でも起こり得ることです。また身体的要因だけではなく、ストレスなど心理的な面でもヘルニアが起こりやすいとも指摘されており、いまでは誰がなるかわからない、加齢によるものとは限らない、そんな病気であるともされています。

ヘルニアになるにはまだ若いと思う、安静にしていれば治る、と考えている人も、強い腰痛が続いているのならしかるべき治療を受けて症状を軽快させるのをおすすめします。そしてここでヘルニアの治療方法ですが、主に手術とリハビリがメインだとされています。特にリハビリが有効とされており、体幹トレーニングで筋力を鍛えながら、筋肉をほぐすストレッチを豊富にいれていく、という方法が一般的です。もちろん状態によってメニューを組みなおしていくので理学療法士の指導のもと、適切なリハビリをしていきます。発症してから三日間は患部の治療にあたり、まずは絶対安静ですが、その三日間を過ぎれば手術の有無に関わらずリハビリをして治療し、必要であればコルセットなどの装具療法も取り入れていきます。尚手術をする場合でもヘルニアの規模によっては日買えりでの手術が可能な場合だってあります。

進行性麻痺などの重度のヘルニアの場合は手術を行なうことが多く、内視鏡の進化により数ミリ程度の切開で負担の少ない手術が行なわれているので、手術といってもそこまで大変なものではない、とされています。ただ手術はその患部をダイレクトに治療は可能ですが、要因である周りの筋肉などを適切に軽快させるようなものではないので、やはり効いてくるのはリハビリとされています。

整体でヘルニアが治せる

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整体院でもヘルニアの治療をしているところがあり、東京にもヘルニアの治療を得意とする整体院があります。勿論手技や電気治療などでの施術なので手術が必要なヘルニアの場合は整体院では治療ができませんが整体院でできる治療もあるので是非尋ねてみるのをおすすめいたします。まずは病気の発見が大事で、ヘルニアの判断は整体院でもできます。そこから病院にいくか整体院で治療をするか選んでいただけるので、どうしても病院は嫌だ、手術が怖い、という場合は整体院で診断を受けるのも一つの手です。得意としている整体院であれば他の整体院では治療不可だったヘルニアもより専門的な観点で治療、軽快させることができます。リハビリでも周りの筋肉をほぐす運動をしたりするので、それを手技で行なうのです。負担が少なく不調になりにくい治療をほどこしてくれます。

ヘルニアを予防するためにできることとは

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ヘルニアはなってしまうと癖になってしまったり、絶対安静が必要だったりと本当に良いことがないものです。むしろ忙しい今、非常に負担に感じる上に痛みも強いです。なのでできるだけ予防できるように努めていくのが大事とされています。腰に負担がかかっておこるヘルニアを予防するには、やはり日常的な姿勢を意識する、というのが大事とされています。悪い姿勢をとりがち、中腰からいきなり重いものをあげてしまいがち、そしうした習慣はいずれもヘルニアの要因になってしまいがちです。どうしても長時間同じ姿勢になってしまう人の場合は適度に休憩する習慣を必ずいれていきたいところです。また、ヘルニアというのは運動で筋肉を鍛えることで予防できます。

勿論スポーツ中にふとしたときに起こってしまう場合もありますが、筋肉をつけておくのは予防策として非常に有効なのです。また筋トレを通して筋肉の使い方も覚えるもの、上体を起こすときも背骨で起こすのではなく腹筋で起こすことを覚えると自然と腰への負担は避けられるようになりますし、重いものを上げるときも太もも、おしり、お腹の筋肉をしっかり使えるようになればより重いものでも背骨に負担なくあげられるようになります。普段どうしても運動不足になりがちですが、きちんと筋肉をつけておくためにも運動は習慣として取り入れたいところです。

東京でヘルニアにお悩みの方へ

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ヘルニアは手術以外にも整体で治す方法もあり、そして東京にはヘルニアの治療を得意としている整体院があります。ヘルニアっぽいけれどなかなか病院には……そんなときはまず整体院に相談も一つの手です。まずは病気があるかどうか、というのをきちんと確かめるのが大事でヘルニアの治療を得意としている整体院でもそれは可能です。手術が必要なヘルニアではない場合は症状が改善することもありますので、一度相談してみるといいかもしれないです。腰ヘルニア、首ヘルニア、坐骨神経痛など幅広く施術を行なっているところがあります。